サヌキでのクレド2015
クレドの目的、企業理念との関連
目的 | 神戸サヌキでは企業理念を具体的な行動に落とし込むためにクレドを作成しています。クレドは2016年1月現在21項目ございます。 |
---|---|
企業理念1 | 神戸サヌキは作業服・安全服の販売を通してお客様の安全作業に貢献します |
企業理念2 | 神戸サヌキは仕事を通して従業員の成長を約束します |
企業理念3 | 神戸サヌキは人にやさしく仕事に厳しく行動します |
企業理念との 関連 |
企業理念は「言葉としてわかるけど、具体的な行動としてはつながらない」という意見もあります。クレドは企業理念を各自の業務に結びつけるためにあります。 クレドは主文、副文、企業理念との関連付けの3部構成になっています。 主文:一番言いたいことです。一言で表すとこの一文になります。 |
1.私たちはお客様が安全快適に作業できるための商品を提供し続けます。
主文 | 私たちはお客様が安全快適に作業できるための商品を提供し続けます。 |
---|---|
副文 (説明) |
社内のすべての業務はお客様に安全快適な作業をしていただくための大切な作業であることを知っています。お客様の職場環境に合った商品を提案し、正確かつ迅速に良質な商品を提供できるよう社内全員が努めます。 |
企業理念1 との関連 |
|
企業理念2 との関連 |
お客様の職場環境に合った商品を提案するためにはお客様の職場環境、取扱商品の知識など様々な知識と経験が必要になります。それらを蓄積することは成長そのものです。 |
企業理念3 との関連 |
お客様とくにご担当者が商品を選定したり、発注しようとしたとき少しでもお手伝いできることは「ご担当者にやさしい」、また、そのようにお手伝いするということは「作業服販売のプロ」として「仕事に厳しく」接しないとできないことです。 |
2. お客様の安全快適な職場環境を知るために、
私たちの職場環境が安全で快適なものになるよう工夫します。
主文 | お客様の安全快適な職場環境を知るために、私たちの職場環境が安全で快適なものになるよう工夫します。 |
---|---|
副文 (説明) |
まず、危険作業を撲滅いたします。次に、業務効率を上げる努力をすることで各自の肉体的な疲労や精神的な苦痛を少しずつ取り除きます。 |
企業理念1 との関連 |
世の中の傾向が、危険作業、長時間労働ではなく、安全快適な職場を求めています。その傾向をしっかりと理解することでお客様に最適な商品を提供できます。 |
企業理念2 との関連 |
同じ仕事内容をレベルを落とすことなく、短時間でストレスなく行うためには様々な工夫が必要です。改善活動がひとりひとりの成長のチャンスです。また、社内だけでなく、お客様、仕入れ先、すべての方々の職場を安全で快適にすることは社外の方々の成長や、それに関わった社内の人の成長につながります。 |
企業理念3 との関連 |
「人にやさしく」の定義は人によって様々ですが、一番共感しやすいこととして「残業時間を短くすること」があります。各自のワークライフバランスをよくすることは「人にやさしく」の典型例です。また、レベルを落とさずに作業時間を短縮するには「プロとして高いレベルでの仕事の理解」がないとできません。これが「仕事に厳しく」ということになります。 |
3.私たちは積極的にあいさつをします。
主文 | 私たちは積極的にあいさつをします。 |
---|---|
副文 (説明) |
「おはようございます」「ありがとうございます」「申し訳ございません」などちょっとした一言が、社内の風通しをよくし、お互いに快適に作業するために有効であるということを知っています。 |
企業理念1 との関連 |
お客様が来られた時、また、他の会社に行ったとき、気持ちいいあいさつがあると気持ちが豊かになります。このことは安全で快適な職場環境を作るために有効です。 |
企業理念2 との関連 |
「あいさつ」の効用は人間関係を豊かにします。このことが「お互いに教えあう学びあい」の雰囲気を作り出します。 |
企業理念3 との関連 |
「心地よくあいさつできる」これだけで「人にやさしく」接する基本になります。 |
4. 私たちは報告・連絡・相談を実行します。
主文 | 私たちは報告・連絡・相談を実行します。 |
---|---|
副文 (説明) |
報連相は仕事の基本です。仕事が終わったら「指示者に直接、すぐ報告する」ことをもって仕事が完了します。連絡とは「事実や情報を正確に関係者に伝える」ことです。上司や先輩に相談することで、「アドバイスをいただく」ことができます。> |
企業理念1 との関連 |
お客様からのご質問、ご要望を社内でしっかり情報共有することがお客様に的確な情報を提供するために大切です。そのためにも報告・連絡・相談が有効です。 |
企業理念2 との関連 |
自分が知らないこと、わからないことを相談することでそのことがらについて理解が広がります。業務の幅が広がり、成長できるきっかけとなります。 |
企業理念3 との関連 |
報告・連絡・相談すると情報を共有できます。大切な情報を知らないことを避けることが「人にやさしい」状態です。また、情報を共有しているからこそ、今までよりレベルの高い仕事ができ、「仕事に厳しく」することができます。 |
5. 私たちは、日々の業務の中で生じる疑問点・不明点を残さないようにします。
主文 | 私たちは、日々の業務の中で生じる疑問点・不明点を残さないようにします。 |
---|---|
副文 (説明) |
疑問点や不明点を残したまま、作業を続けると、大きな失敗につながり、周囲に迷惑をかけます。疑問点・不明点が生じたとき、まずは周囲に疑問点・不明点があることを報告し、「どうすればいいですか?」とアドバイスをいただきます。もう一つ上の段階としては自分の意見を添えて「私はこうしたらいいと思いますが、それでよろしいでしょうか?」と相談できるようになります。 |
企業理念1 との関連 |
「ちょっと不安だな」「よくわからないけど」と思いながらお客様に接した時、100%ご満足していただけることは難しいです。どんな小さなことでも疑問点・不明点を残さず、仕事することでお客様にご満足していただけます。 |
企業理念2 との関連 |
初心者の時は疑問点・不明点すらわかりません。疑問点・不明点がでたとき、「どうすればいいか」を尋ねて、それを克服することで、日々成長することができます。もう一歩成長すると、自分なりに企業理念と結びつけて、どうすればいいかを考え、その結果を相談することで、成長につながります。 |
企業理念3 との関連 |
なんとなく、「不安だな」「よくわからないな」と思うときの精神状態は決していいものではありません。「すっきりした状態」で仕事することで「人にやさしく」できます。また、完全に理解した上で仕事することで「仕事に厳しく」接することができます。 |
6.私たちは自分の所属する部署・自分個人の役割が
全社的に見てどの意味合いをもつことかを考えます。
主文 | 私たちは自分の所属する部署・自分個人の役割が全社的に見てどの意味合いをもつことかを考えます。 |
---|---|
副文 (説明) |
社内の全ての部署・各個人は会社の目標を実現するために存在します。会社全体の重点課題に対して、どのように貢献するかを考え、行動し、どう行動したかを積極的に報告することで全員の方向性を合わせます。 |
企業理念1 との関連 |
お客様の安全快適な職場環境を作るために、ひとつひとつの仕事があります。各自の部署、各個人の役割をしっかりわかったうえで仕事することでお客様の職場環境が少しでも安全快適なものにすることができます。 |
企業理念2 との関連 |
意味合いを考えて、仕事をすればうまくいったとき、うまくいかないときどちらも大きく成長できます。逆に意味合いがわからず仕事した時は残念ながら大きな成長は期待できません。 |
企業理念3 との関連 |
意味合いがわかって仕事した時、やりがいにつながり、「人にやさしく、仕事に厳しく」仕事をすることができます。 |
7. 私たちは自分が担当する業務・担当外の業務両方について、
その業務が全社的にみてどのような目的を持つかを考えます。
主文 | 私たちは自分が担当する業務・担当外の業務両方について、その業務が全社的にみてどのような目的を持つかを考えます。 |
---|---|
副文 (説明) |
社内のすべての業務に目的があります。その業務の中の作業を覚えるとき、作業を人に教えるとき、自分の業務外の作業を知るときに、その業務の目的を知ることは大切です。また、全体を把握することで「次工程はお客様」の考えのもと、次の作業をする人が少しでも作業しやすいよう工夫と気配りが自然とできます。 |
企業理念1 との関連 |
すべての業務がお客様の職場環境を安全快適にするためにあります。そのためになぜ、この作業があるか、しっかり理解したうえで作業した時、高い効果が期待できます。 |
企業理念2 との関連 |
各業務の目的を知る、このこと自体大きな成長に直結します。また、新しい業務ができたとき、自分が担当するしないにかかわらず、その目的を知ることで、「新しい業務ができた背景」「新しい業務がめざいしているもの」を知ることができます。まさに成長そのものです。 |
企業理念3 との関連 |
自分の業務の目的を知ることで気持ち良く仕事でき本人にとって、「人にやさしい」状態になります。お互いに業務の目的を知ることで、お互いを尊敬しあい、「人にやさしく」することができます。また、目的意識をもって仕事することでプロとして「仕事に厳しく」行動することができます。 |