当社のサイトをご覧いただきありがとうございます。
当社代表の尾藤唯之です。
私が「家業である作業服ってすごくいいな」と実感したのは1995年、28歳のときでした。当時兵庫県尼崎市の会社の寮に住むサラリーマンだった私が阪神・淡路大震災で神戸の実家が全壊という被災を受けていましたが、最初の1週間会社の作業服で過ごしました。そのとき、感じたのが、
「作業服って昼間に復旧作業するときは最適、夜間の夜警にも問題なし、パジャマ替わりでも快適」という作業服の機能性の高さでした。「実家ではこんな素晴らしい商品を取り扱っているんだ」と感じた事が家業を継ぐ決め手の一つになりました。
そんな、私ですが、学生時代の専門は静電気。ピコアンペアといって10のマイナス12乗アンペアという超微弱電流を扱っていました。静電気学会という学会で自分の研究内容を発表したこともございます。作業服屋を継いだときは学生時代の勉強は関係ないなと思っていました。それが、「静電気対策をとった作業服」を扱うことで学生時代の勉強が役に立つことになりました。静電気の脅威は大きく二つ「ガスなどが充満したところで静電気が発生するとガス爆発の危険がある」「ICチップなど精密機器が静電気の影響で壊れる危険性がある」どちらも大変大きな問題です。静電気対策の資格ESDコーディネータの研修でも学生時代勉強した静電気の知識が役に立ちました。
このように「家業である作業服への想い」「静電気対策への想い」を胸に秘めた私が運営する神戸の作業服屋サヌキをよろしくお願いいたします。
2016年8月8日 株式会社サヌキ 代表取締役 尾藤唯之
|